こんにちは。はや太郎です。
近頃喫煙者は肩身が狭いようですね。
今日は喫煙について話して行こうと思います。
何度か記事を書くにつれて
書き方がわかってきたというか。
少しづつ記事を書くスピードが速くなってきています。
うれしい( ˘ω˘ )
皆さんタバコは吸われていますか?
タバコ人口減ってるようですね。
東京都では受動喫煙防止条例というものが2020年4月1日に全面施行され、
それに向けて禁煙・分煙の準備が徐々に進められていますね。
都心や観光地の各自治体でも同様の条例施行が進んでいるようです。
罰則もありますので喫煙される方はご注意ください。
東京都受動喫煙防止条例の詳細はコチラ↓↓
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kensui/tokyo/kangaekata_public.html
電子タバコや加熱式タバコも増えてます。
コンビニに行くと沢山おいてます。
こちらに関してはまだまだ研究が進んでいないので
どこまで規制をしていくのか議論の最中のようです。今後の扱いには注目ですね。
さて少々脱線してしまいました。本題へ入りましょう。
不動産賃貸において喫煙にかかわる部分を簡単に説明していきます。
さて突然ですが集合住宅に住んでいる喫煙者の方に質問です。
自宅ではどこでタバコを吸いますか?
大体は上の3つに該当するかと思います。
いずれも問題点がありますので説明していきますね。
①そもそも専有部分ではないので基本禁煙です。
バルコニー・ベランダ等は「専用使用権が認められた共用部分」とされています。
いやいや、ちょっと待て。そもそも
「専有部分」とか「共用部分」ってなんだよ。という方。
ざっくり言うと下記の2つに分けられます。
正確にはもう少し細かく区分されていますので気になる方は調べてみてくださいね。
ここでの説明では部屋の中と外の違いが分かればOKです。
共有部分:室内以外全部
専有部分:室内のみ
室内以外はすべて専有部分
はい。最初に戻りますよ|д゚)チラッ
専有部分は基本的に禁煙です。
ですので①は不正解となります。
周りの方からの苦情、貸主・管理会社から注意されます。
改善されない場合は状況次第にはなると思いますが、
契約違反での退去通告や損害賠償等のリスクもありますよ。
決められたルールは守りましょうね。
②~③については契約上、禁煙としていなければ入居者の自由です。
しかし注意して頂きたいのは退去時の原状回復工事です。
原状回復工事・・・(ΦωΦ)フフフ…
原状回復工事とは部屋が空室になる際、次の方が入居できるように部屋をきれいにする工事です。
当然タバコを室内で吸う事で壁にヤニ汚れがつきます。
軽度でしたら清掃できますが重度の汚れの場合はクロスの全張替えを行う場合が多いです。
あ、
ちなみに②の換気扇の下での喫煙ですが
いくら換気扇の下でタバコを吸っても
換気扇が100%煙を吸い込んでくれるとは限りません。ほぼ100%部屋に煙が広がります。
汚れの程度にはよりますが、
換気扇の下でタバコ吸ってたんだから綺麗でしょ。
なんていう言い分は通用しないのでご注意ください(´・ω・`)
さてさて本題です。
先程名前が出てきた「原状回復工事」と「喫煙」の関係性について説明します。
ここも詳しくお話すると1記事では足りなくなりそうなので簡単に説明しますよ。
先程も説明しましたが、
言所、原状回復とは借りた部屋を退去する際、入居時の状態に部屋を戻すことを指します。
入居時の状態に戻す為にかかる費用の負担については
原則として経年変化や通常の生活による磨耗は貸主側の負担で、借主の故意・過失によって汚損・損壊したものがあれば、その修理費を請求されるのが一般的です。
ではタバコの汚れはどうなるのでしょうか?
たとえ話をします。
Aさん=自分と置き換えてみてみてください。
入居者Aさんは喫煙者です。
Aさんが大家さんと取り交わした賃貸借契約書には禁煙等の特約はありません。入居者Aさんは5年間お部屋を借りていましたが、転勤の為退去する事になりました。
退去時に大家さんがお部屋のチェックを行ったら
5年間タバコを吸っていた事で壁・天井の壁紙は茶色く変色し、
お部屋全体にタバコの匂いがついてしまっています。
これに対しての大家さんの主張
「タバコの汚れがひどすぎてこの状態では次の入居が難しい。また原状回復の観点からもクロスは壁も天井も全面張替えが必要だ。
契約上禁煙とはしていないがこの汚れの状態はあまりにもひどく、通常の生活の範囲を超えている為クロスの張替え費用については全額Aさんに負担して頂く」
ふむ。おっしゃる通りですね。筋が通ってます。
残念ながらタバコを吸ったAさんに過失があるので
クロスの張替え費用は全額支払うことになるのは致し方ないです。
とはならないよ。ご安心を。
重要なので覚えましょう。「経過年数」と「耐用年数」
聞いたことある方もいると思います。
『経過年数』とは、物の価値は年数の経過によって減少していくという考え方のことです。
『耐用年数』とは、設備などが使用に耐えられる年数のことで減価償却の基準となる年数のことです。
ちなみにクロスの耐用年数は6年とされています。
ちょっとわかりにくいですかね。
例えば
クロス張替えの1㎡当たりの単価が1,200円だとします。
クロスを張替えた年から時間が経っていくと徐々に徐々にクロス1㎡当たりの単価が下降していき
なななんと!!!6年たったら単価が1円になります。
何となくイメージがわいたらオッケーです。
やりましたね、喫煙者の方。朗報ですよ。クロスだけならね。
ほんとごめんなさいね。
落胆と期待を繰り返しまた落胆・・・
ここまででお話した内容というのは壁や天井の壁紙の汚れについてだけでして・・・
そう。タバコを吸った事で汚れるのは壁紙だけではないですよね。
例えば
ちょっと古めのカラオケやホテルでエアコンつけるとタバコ臭い事ありませんか?あれ禁煙の部屋のはずなのに元々は喫煙可だったのかな。と思う事ありますよね。
そう。タバコでエアコンの部品やフィルター等も当然汚れるんです。
そうなったらエアコンのクリーニング費用は払わないといけないですよね。
あとは
これ結構知らない人いるんですがお部屋の扉や窓。その仕切り等。結構ここにも汚れと匂いがついているんです。
タバコを吸っている方である程度知識がある方は
6年たてば大丈夫でしょ。と思う方結構いますが、
それはあくまで壁紙だけ。
それ以外でもタバコの影響は出ているんです。
さてまた長くなってしまいましたので再度に要点だけ簡単にまとめます。
まとめ
賃貸物件でタバコを吸うのは最終的に何もプラスを生まないので個人的にはやめたほうがいいと思います((((;゚Д゚))))
ここで話をした内容は原状回復の考え方のほんの一部です。
もっと詳しく知りたい!という方は下記よりガイドラインを参照してみてください。
一度目を通しておくと必ず役に立ちますよ。
www.juutakuseisaku.metro.tokyo.jp
それでは今日はここまでで。
最後まで見て頂いてありがとうございました。
質問、意見等あればコメントお願いいたします。
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