この記事は春の山菜「行者にんにく」の下処理についての記事です。
もう時期はとっくに過ぎていますが毎年4月頃、北海道から送られてくる行者にんにく。
大分前に酢味噌和えの記事を投稿してましたが、下処理記事がなかったので書いてみた。
\ご予約はお早めに!発送は来年春/
1.下処理方法
今年の春に北海道から送られてきた行者にんにくがコチラ。大量です。
こちらを一本一本下処理していきます。
下処理といっても「赤い部分(はかま)」を取るだけ。
この「赤い部分」と取る理由としては、傷みやすいからです。
ただこの赤い部分は香りがとても強い為、香りをより楽しみたいので取らないという方もいます。
ちょっと薄いですが赤い皮がついてるのでペリっと剥がしていきます。
わかりにくいかもしれないので別写真で。
ヌル付きがなくなればOKです。
全て綺麗に取り終えました。
2.保存方法
冷蔵保存
湿らせた新聞紙で包み、立てた状態で保存します。
1週間は持つと思いますが、葉物ですのでなるべく早く食べる事をおすすめします。
冷凍保存
生のままでもいいですし、20秒程茹でてから冷凍するのもいいでしょう。
加熱調理の場合は、解凍せずにそのまま使えば適度に火が通るのでおすすめ。
3.行者にんにく豆知識
名前の由来
名前の由来としては、山にこもる修験道の行者が食べたことからとも、逆にこれを食べると滋養がつきすぎて修行にならないため、食べることを禁じられたからとも言われているそうです。
北海道では「アイヌネギ」と呼んだ方が一般的かもしれません。
アイヌ語における呼び名は「キト」または「プクサ」です。人気漫画ゴールデンカムイの内では「プクサ」と呼ばれてましたね。
栄養成分
ニンニクよりもアリシンを多く含んでいます。
ニンニクよりもアリシンを豊富に含んでおり、抗菌作用やビタミンB1活性を持続させる効果があり、血小板凝集阻害活性のあるチオエーテル類も含むため、血圧の安定、視力の衰えを抑制する効果がある。成分を利用した健康食品も販売されている。ニンニクの成分に近いためか、食べたときの風味もニンニクに近く独特の臭いを持ち、極めて強い口臭を生じることがある。この匂いの発生は人間にかぎらず、乳牛が放牧中に食べることによって牛乳がにんにく臭くなる問題が発生することがある。
引用元:Wikipedia
アリシンの健康効果
・疲労回復
・生活習慣病の予防
・血糖値の上昇を抑える
・血流改善
・感染症の予防
・食欲増進

食べるとニンニク臭いけど体にいいという事か。食べすぎは注意ですね。
アリシンは、細胞を壊すことによって発生するため、きざむ・潰すなどして食べると効果的なようです。
品種改良
初めて知ったが、ギョウジャニンニクとニラを交配した「行者菜(ぎょうじゃな)」が誕生しているそうだ。
外観はニラに近い。ニラ同様1年で収穫が可能とのこと。2008年から山形県長井市で販売が開始されている。
4.あとがき
という事で行者にんにくの下処理記事でした。
生のまま調理するのが一番おいしいのでとてもレアです。1年のなかで数日しか味わえません。
来年は行者にんにくを使って色々作りたいなと思っています。
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