こんにちは。
昨日で仕事納めだったので仕事終わり妻とはっちゃけて若干二日酔いのはや太郎です。
今日は今週の頭から対応に追われた給湯器のトラブルについてお話します。
エアコンが故障した時よりも非常に困りますよね。
お湯が出ない＝お風呂に入れないですから
我々管理会社やオーナーさんも急いで対応する必要があります。
この記事では生活する上で非常に重要な設備「給湯器」が使えないトラブルが起きた時の管理会社としての対応等についてお話していきます。
入居してすぐの時によくあるトラブル
普段から普通に使えていたのに急にお湯が出なくなった場合は故障したなとすぐにわかりますが物件入居してすぐ、あれお湯が出ないぞ！という問い合わせが結構あります。
長期間空室でしたら故障した可能性もありますが、ほとんどの場合故障していない事が多いです。もし入居して初めて使う際にお湯が出ないぞと思ったら次の説明を参考にしてみてください。
そもそもガスの契約をしていない
さすがに事例としてはほとんど聞いたことありませんが
給湯器はガスの契約をしないと使えません。
ガスの開栓の際、ガス会社が立ち会いを行い、ガスコンロや給湯器の動作確認も行います。
ガスの元栓が閉まっている
給湯器はガスを燃焼させてお湯を沸かすものなので
給湯器本体についているガス栓が閉まっていると当然お湯がでません。
ちなみにガスの元栓は「横向きが閉める」、「縦向きが開ける」です。
リモコンの電源がOFF
給湯器のリモコンの存在を知らない人はいないと思いますが・・・
キッチンや浴室の壁についているアレです。
しっかり電源がONになっているか、設定温度は低くないかを確認しましょう。
ちなみにリモコンは必ずしもキッチン、浴室にあるとは限りません。
給湯器本体にリモコンがついている場合や、リモコンがそもそもない給湯器の場合もあります。後で困らないように物件契約前にしっかりと設備のチェックをしておきましょう。
水道の止水栓や元栓が締まっている
ガスの契約もしてるし、元栓も開いている場合は
キッチンや洗面台、浴室等お湯が出る蛇口をすべてチェックしてみてください。
すべてのお湯の蛇口をひねり、お湯も水も出ない場合は給湯器の給水栓が閉まっています。
給湯器に水が来ないわけですからそりゃあ水もお湯も出ないですよね。
給湯器本体にある給水栓をチェックしてみましょう。
水の蛇口をひねっても水が出ない場合は、水道の元栓が閉まっています。
どの蛇口も水すら出ないときはそもそもお部屋に水が来ていないという事。
水道の元栓をチェックしてみましょう。
一部だけお湯が出ない場合は給湯器の問題ではありません。
例えば浴室、キッチンはお湯が出るけど洗面台の蛇口だけお湯が出ない場合ですね。
そういった場合は蛇口が故障しているか止水栓が閉まっている場合が高いです。
キッチンや洗面台は棚を開けて止水栓を確認してみましょう。
お湯と水それぞれ配管があり、お湯だけ閉まっている場合があります。
止水栓が開いていたら蛇口を疑いましょう。
上記を確認していただいても改善しない場合は給湯器本体かリモコンの故障です。
管理会社へ連絡して対応してもらいましょう。
故障から修理・交換までの流れ
どんな流れで対応されていくのか分かっていたほうが安心かと思うので
入居者さんから管理会社へ連絡した後の対応を簡単に説明します。
管理会社（オーナーさん）へ連絡
まずは入居者さんが状況を連絡します。
その際、給湯器のメーカー、型番を確認した上で連絡すると話がスムーズです。
給湯器本体に書いてありますので見てみてください。
相当古いものだったら文字が消えて確認できないかもしれません。
大体そういった場合は築年数も考慮した上で本体交換となることが多いです。
業者さんを手配する
管理会社（オーナーさん）が入居者さんから聞いた情報を元に業者さんを手配します。
手配する業者さんは２種類です。
比較的新しい給湯器の場合は部品を交換する事で改善できます。
その場合はメーカーさんを手配して修理してもらいます。
混雑具合にもよるかもしれませんが即日対応してくれますよ。
本体交換の場合は管理会社（オーナーさん）と提携している給湯器屋さんが対応します。こちらも基本的にはすぐ動いてくれます。
作業の対応日時を決め、修理・交換を行う
業者さんから入居者さんへ連絡が入り対応を行う日程を調整します。
基本的にはすぐに動いてくれますが本体交換の場合はどうしても交換まで間が空く場合もあります。
交換に時間がかかる場合は給湯器の仮設置を行う場合もあります。
仮設置が出来る場合は基本的に即日対応されますが物件によっては仮設置が出来ないものもあるのでご注意ください。
補償
お湯が使えないのは日常生活に支障をきたすレベルなので必ず補償の話になります。
当然ですよね。具体的にどういった補償があるのかを説明しますね。
銭湯代をお支払いする
皆さんもぱっと浮かんだと思います。
お風呂入れなかったら銭湯等に行くしかないですよね。
その場合必ずレシートを用意してください。エビデンスがないとお支払いできません。
ただ注意というかお願いというか常識的な範囲でお願いします。
「どうせお金でるならいいとこ行こうぜー」はやめてください。
３日間×高級スパとか
近くに銭湯あるのにわざわざ遠いところにタクシーで行って往復のタクシー代もとか
自分が物件の所有者だと想定することが重要です。
念のためもう一度
常識的な範囲でお願いします。
(((ง’ω’)و三 ง’ω’)ڡ≡ｼｭｯｼｭ
賃料減額
使えなかった期間分の補償として賃料の減額をする場合もあります。
期間次第ではありますが数万とか減額するわけではありません。
一応ちゃんとした計算方法がありますので詳しくは別記事で書きますね。
最後に
いかがだったでしょう。
どの設備トラブルもそうですがやはり最初に本当に故障かどうかを確認する事が重要です。補償についても管理会社としては想定していますのでご安心ください。
しつこくて申し訳ないですが常識的な範囲での補償というところを覚えておいてほしいです。
サラリーマンはや太郎
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