こんにちは。はや太郎です。
今日は虫の話。みなさん『チャタテムシ』という虫をしっていますでしょうか。あまりメジャーな虫ではないので知らない方も多いと思います。
実はこの虫、どこにでもいるんですが、環境が整うと大量発生します。
それでは早速いってみよー。
1.チャタテムシってどんな虫?
チャタテムシ(茶立虫)は、昆虫綱咀顎目(Psocodea)のうち、寄生性のシラミ、ハジラミ以外の微小昆虫の総称。
側系統だが、かつてはチャタテムシ目(噛虫目、Psocoptera)に分類された。チャタテムシ目は現在でも便宜的に使われるが、亜目などに格下げされたのではなく、正式な分類群としては認められていない。
有翅のものと無翅のものがいる。咀嚼口式で、触角は糸状である。有翅のものでは体長より長い。
江戸時代、この虫が障子に止まって発音すると障子紙に共鳴して茶筅で茶を点てるような音がしたことからこの名が付いたという。
出典:Wikipedia
ダニよりも少し大きいので目視で確認できます。
チャタテムシ自体は人に被害を与えませんが、大量発生したチャタテムシが食品の中に入ってしまい、あやまって食べてしまうとか、死がいが乾燥して空気中に舞って吸い込む可能性もあります。
体内にはいってしまうとアレルギーの原因にもなってしまいます。
どこにでもいる
ダニなどと一緒でどこにでもいます。
そのためチャタテムシを完全に駆除する事はできません。大量に発生してしまった場合は数を減らす方法を考えます。
好む環境
チャタテムシは蒸し暑く湿度の高い環境が大好きです。夏~初秋にかけて大量発生します。
環境が整えば新築だろうが大量発生してしまいます。
よく発生が確認される場所は和室や押し入れ、本棚など。主食はなんとカビです。
↓↓チャタテムシについてはアース製薬さんのホームページに、より詳しく写真付きで説明されています。
よくダニと間違えられる?新築にも発生するチャタテムシってどんな虫?|その他|害虫なるほど知恵袋
2.実体験
新築の物件だったのですが、窓ぎわに虫がいると入居者さんから問い合わせがありました。
1階のお部屋だったので外から虫が入ってくるのかなと思い、サッシの調査をしても問題がなかったので殺虫剤を散布し様子を見るようにお願いをしました。
ところが数日後、虫の数が増えていると連絡が・・・
さらには窓ぎわだけではなく部屋中に虫がいると。
これはおかしいぞと思い、害虫駆除屋さんと共に現場へ。この時にチャタテムシだと判明しました。
実際に見に行ったら、窓ぎわに大量のチャタテムシが。。。よーく目を凝らして部屋中を見ると、いたるところに発生していました。しかもフローリングが白かったので余計に目立ちます。
原因や対処法はこの後でご説明しますが、この問題が落ち着くまで数か月はかかりました😣
3.大量発生した原因と対処法
こちらで説明する対処法は、実際に駆除業者さんが行った方法です。
原因
原因は結局特定するまでは至っていませんが、新築の物件だと材料にもともとチャタテムシが潜んでいた可能性もありますし、使っている木材やコンクリートは加工されてから日数が浅く、水分を含んでいるという点で意外とこういった問題が多いのだとか。
それに合わせてちょうど梅雨の時期だったこともあって、チャタテムシが繁殖するのに最高の環境ができあがってしまっていたようです。
新築だからこそ注意が必要です。
新築住宅なのに虫が発生!?原因は〇〇にあった - 住宅診断をテクノロジーするe-LOUPE(イールーペ)
対処法①好む環境をなくす
室内に発生するチャタテムシの好む環境は気温24~29℃、湿度75%~90%といわれています。
その為、室温と湿度を徹底的に管理しましょう。洗濯物の室内干しなんてもってのほかです!
対処法②時間をかけて駆除していく
大量発生=繁殖が進んでいるという事になります。当然、目に見えない卵もあります。そして卵には殺虫剤が効かない為、殺虫剤を散布しただけでは幼虫・成虫の駆除しかできません。
駆除の方法としては「残効性のある(効き目が一定期間残る)」殺虫剤を散布する事です。
少しの期間は我慢が必要ですが、最終的にはいちばん効率のいい殺虫方法です。
散布した場所に一定の期間効きめが残るので、卵が羽化してすぐ殺虫を繰り返しさことができます。
チャタテムシのが卵を産む暇を与えず駆除していくという事ですね。
4.あとがき
チャタテムシは身近にいる虫ですが、油断すると大量発生の危険性があるという事がわかりましたでしょうか。
ぜひ普段の生活のなかでチャタテムシが好まない環境を作ってもらえればと思います。
ちなみにチャタテムシの駆除剤(残効性有り)で評価が高かった商品がコチラ。
業務用・・・強そうです。
\合わせて読みたい/
関連記事 マンション共用部の使い方について
それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
サラリーマンはや太郎
↓↓ここだおぉ(´・ω・`)↓↓
\#ブログもTwitterも相互フォローします!/