こんにちは、会社員しょこちゅんです🤗
前回に引き続き、私が経験した面白いバイトの世界をご紹介します。
今回でまとめるつもりだったのですが、思ったより文字数が超えてしまいそうなので、分けたいと思いますので引き続きお付き合いいただければ幸いです。
前回の記事をまだ見てない方はそちらから先にチェックして下さい。
それでは早速いってみよー。
キャバクラのボーイ兼キャッチ
20歳の頃に少しだけキャバクラのボーイ兼キャッチのお仕事をしてました。
服装は黒スーツに白シャツにヒールに、茶髪にエクステ…
あの頃は若かったなぁ(遠い目)
どうしてキャバ嬢じゃなくボーイを選んだかというと…
男性をチヤホヤしながら隣に座り、セクハラに耐える自信がなかった事と、ボーイの仕事を選んだ理由は、田舎だったので時給がよかったからです。車を新車購入してたのでそのローンを支払うためでもありました。
ボーイ兼キャッチのお仕事内容
ボーイ兼キャッチのお仕事は、華やかなフロアレディとは全く違い、とても地味な仕事です。
①営業前の準備
私が働いていたお店は夜の20時半から営業でしたが、ボーイは20時に出社し、店内の掃除全般から始まり、おしぼりたたみ、各テーブルのセット、クリーニングの受け渡しを開店前の30分の間に急いで終わらせます。
②キャッチ
フロアレディ達が20時半~21時に出社する頃に、お客様の来店がない場合は、その後すぐお店の外に出て、キャッチの仕事が始まります。寒い日も暑い日もスーツで外に出て道行くお客様にチラシを渡しながら声をかけました。
③テーブル
また、業務に慣れてくると、女の子をどのテーブルにつけたほうがいいか判断を任されるようになります。なるべくお客様に楽しんでもらえるよう工夫してます。
私が働いてるお店の系列は、他にも店舗がいくつかあり、上層部の人を何度か見た事がありますが、〇〇系列という感じでした。また、夜のお店間でも派閥があり、顔もちょっと怖い人だったのを今でも覚えています(笑)
メリット
01.時給がいい
昼のアルバイトに比べて時給はいいです。私が若かった頃、南の島の最低賃金は605円位でした。それに比べ、夜のボーイのアルバイトは時給1,000円でした。
いつも、夜の20時~朝方5時まで働いて平均1万円ほど手渡しで日払いをもらってました。今では、平均時給もあがり、夜の居酒屋でもやっと800円位はもらえるようになってると思います。
02.お酒が飲める
お酒が好きな方でしたら、これはラッキーです。常連のお客様・団体客が入った場合は、フロアレディだけではなく、ボーイも呼ばれて飲まされる事が多かった。私もよく呼ばれ、グラスにビール一杯を一気飲みして業務に戻る事が多かったです。お酒が弱い人は辛いかもしれません(笑)
03.様々な職業の方とお話ができる
私がいたお店は自衛隊のお客様、サラリーマンの方、県外から出張でいらっしゃってる方がほとんどでした。優しいお客様が多く雑に扱われながらもかわいがってもらった記憶があります。
04.キャッチが成功したら歩合がつく
時給以外にも、声をかけたお客様がお店に来店してくれれば歩合がつきます。さらにそのお客様がビールを頼んだり食べ物を注文すれば、その分もパーセントで売り上げにつきました。
デメリット
01.研修制度はほぼなし
ぶっつけ本番な事が多くありました。私がバイトをしてた時代はキャッチの取り締まりが緩かった頃でしたので、お店が暇な時はインカムをつけて、よく歩いてる人に声をかけてました。もちろん、キャッチ方法を教えてくれる先輩はいないため、一人でああだこうだ試行錯誤しながら道行く男性に声をかけてました。←※現在はキャッチ行為は禁止されています。
02.酔っ払いは人間じゃない
ボーイを始めてすぐ先輩から、”酔っ払いは人間じゃないと思え”と教えられました。ボーイは女の子を守らなければならないので、お客様に怒鳴られることもあります。怖い思いをすることもあります。女性ボーイにとっては大変な事の方が多いかもしれません。
03.フロアレディとの接し方
私のお店の女の子は、ママ的女性と、サブママ的女性以外は、全員わがまま女王のキャストばかりでした。嘘をついて無断欠席は当たり前、酔っ払ったふりをして早退するのは当たり前、店のボーイと肉体関係になってたり、女の子の私物を盗む子などなど…
女性同士というだけではなく、私が一番年下だったため、まとめたり・フロアを回す時はとても大変で、、、いつも(・д・)チッと思ってました(笑)
特に、年末年始や長期休暇の際は、キャストの女の子達も休みたがるのため、人員確保は大変でした。
バイトの難易度
難しいバイトではありませんが、昼夜逆転します。それに、女性の場合は危険を伴うので、強気な性格じゃないとおすすめはできません。それでも、夜の世界に興味がある方はのぞいてみてもいいかもしれませんね。身の安全は保障しませんが。
嫌な思い出
01.悪質な酔っ払い
一度だけ悪質な酔っ払いに絡まれました。
いつもと同じようにキャッチで路上で声をかけてる時に、酔っ払いの二人組の男性に人通りのない駐車場に引っ張られていき、羽交い絞めにされました。その時は恐怖を感じていたのですが、ボーイは必ずインカムを渡されてます。なので、インカムでお店にいる先輩ボーイに「絡まれてます、助けて下さい」とSOSを求めました。
すると……
「しょこちゅんなら大丈夫でしょ、頑張って(^^)」
と一言だけ返ってきて唖然としたのを覚えています。その後は、相手も酔っ払いなため隙を見て手をふりほどき、足早でその場を立ち去ったのを覚えています。いやぁ、あれはちょっと怖かったかな(笑)
02.クビになったボーイに襟元つかまれる
これもまた物騒なお話ですが、勤務中よくお客様が残したビールを飲んだり、お店の女の子に手をだしてるボーイがいました。お店のルール違反・悪事がそう長く続くわけもなく、、、誰かが店長にチクりクビになりました。
そんなある日、たまたま友達と飲んで酔っ払った元ボーイと勤務中に遭遇しました。
私「あー、〇〇さん!久しぶりです!」と、お別れも告げずに辞めてしまったので、再開した事に少し喜んだ私は、依然と変わらぬ笑顔で挨拶をしました。
すると…
そのボーイはすごい形相で近寄ってきて、私の襟元をグワッとつかんで、フェンスにガシャーンと打ち付けたのです。。そこで言われたのは…
「お前が店長にチクッたんだろ!?あぁ!?」…
と驚くようなことを言われました。
「いいえ、私じゃありません!」と、必死に答えたものの信じてくれず…
その元ボーイが私に殴りかかろうとしたところをお友達が腕を抑えてくれ、その場をなだめてくれたので無事に終わりました。修羅場でしたね。。
正直・・・悲しかったです。
フェンスに手をぶつけて少し血も出ていたし・・・
何より、お客様に「急いでタバコ買ってこい!」ってパシられてる道すがらだったので、余計虚しくなりました(笑)(笑)
トボトボとコンビニでセッターを2箱買い、お店に戻ったのを今でも覚えています(笑)
あとがき
はい、ということで、夜のお店の話は一般社会では経験できない貴重な思い出の一つとなっています。あの時働いていたお店やキャスト、店長たちや仕事終わりに食べてた深夜営業してる定食屋さんは今でも色濃く覚えています。
そしてあの頃は若かったな…
今じゃ、夜の街を一人で歩くなんてできません(笑)
それでは、本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
次は、「パチンコ屋のコンパニオン」のお話を書かせて頂きます。
次の更新は4/15(水)です、また次の記事も絶対に見てね!
今日も皆様の無事を心より祈っています。
それではまたー!
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